おばあちゃんの記念写真


札幌は昨日もたくさん雪が降りましたね。今日はりゅうちゃんのおばあちゃんの記念日です。みんなで家族写真を撮影しました。りゅうちゃんを見るみんなのまなざしはとっても優しくて、温かくて…。気持ちがほっこりしちゃう写真がたくさん撮れました。これからも皆さんにいいことがいっぱい、いっぱいありますように…。

おばあちゃんの記念日

記念写真は家族のたからものです。スタジオに足をお運び下さる皆様の気持ちや期待にお応えできますように石井写真館は毎日をきちんと積み重ねていきたいと思っています。

・フォトスタジオ石井の自然光撮影〜おすすめのメソッド

今日は自然光の撮影露出についてのお話をしてみたいと思います。最近はデジタルカメラで撮影することが多いですので写した写真データを後から明るくしたり、暗くしたりすることは比較的簡単ですけど、実はその補正許容範囲は意外と狭いんですよね。補正許容範囲を超えた撮影データは極端に画質が低下することがあります。やはり適切な露出で撮影することは美しい写真を創るために大切なことになります。

皆さんが写真を撮影するとき、カメラをオートモードにして写すことがたくさんあると思います。でも撮影した写真が、目で見たより明るすぎる、反対に暗すぎる、という経験はありませんでしょうか?自然光の撮影では実はカメラは18%のグレーに近づけようと明るさ(露出)を計っているんですね。オートで撮影しますと、写り方が白い物も黒い物もグレーに近づいてしまうのです。例えばカメラをオートにして白い雪を撮影するとグレーっぽい雪の写真になってしまったり、反対に機関車などの黒い物を撮影しますと締まりの無い灰色に写ってしまうことが多々あります。

そこでカメラマンが「本当は白いんだよ」とか「本当は黒なんだよ」と表現の意図をカメラに教えてあげる必要があるんですね。これを露出補正といいます。一眼レフならほとんどのカメラで補正できますし、最近のコンパクトカメラも優秀ですので補正ができるカメラがたくさんあります。ご自身で撮影した写真が、見た目よりも明るすぎるとか暗いと思ったらぜひ試してみて下さいね。

石井写真館の記念写真は自然光撮影やロケーション撮影が中心です。1日の中で時間によって刻々と変化する自然光で自然な記念写真を撮影するためには、露出補正をして撮影することが欠かせません。私はスタジオの光量は窓から差しているお日さまを見ただけでおおよその数値を割り出しています。実際に露出計で計るとほとんど誤差がないくらいなのですがお肌の濃淡やお洋服の色は千差万別ですので「微妙なさじ加減」が大切になってきます。

石井写真館の写真は柔らかくて綺麗なのは撮影時点で「光の捉え方」にこだわっているからなのです。皆さんもお気に入りの場所で、たくさん撮影をしてみると晴れの日の午前中はこのくらいだねとか、冬の午後はこのくらいだねとかだんだん分かってきますのでぜひ試してみて下さいね。撮影の準備が整うスピードが格段に上がりますので決定的なシャッターチャンスを捉える機会も増えると思います♪

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