札幌の写真館フォトスタジオ石井の小さなお庭。その一角に半畳ほどレンガ花壇を作りました。今日は「レンガの花壇を作りました（後編）」です。なんとかそれなりに形になりました♪
・レンガを切る！
私のようなアバウト人間がレンガ細工をしていると、きちんと採寸したつもりでも所々で寸法がバラバラになってしまいます。細かなことは気にしないように目をつぶっても何かしらの方法で寸法の帳尻を合わせなくてはなりません。そこで調整用にレンガを切るのですが、大きな音が出ますので明るいうちにレンガを切っておきます。念のため目の保護もします。粉塵対策にマスクもします。真夏にマスクとゴーグル、右手にグラインダー、左手にレンガ。正直申しましてかなり暑かったですw
・屯田積み！？
レンガを積み方には色々な方法があります。ドイツ積みやオランダ積み、イギリス積みにフランス積み…。ちゃんとした積み方にはきちんと名前が付いています。しかし、所詮、私などは不器用ですので凝ったことはできません。見よう見まねで積み上げて、モルタルがはみ出てみたり、あれ？どうも帳尻が合わないなぁなんて悪戦苦闘の連続。勝手に「屯田積み」と名付けて強引に完成させました。でもそこそこカワイイのができたかなぁと自己満足しています♪
・キキョウとスーパーアリッサム
完成した花壇にはサンゴミズキ、ナツユキカズラ、芝桜、イワダレ草を植えました。植えたばかりなので写真が無くてスミマセン。キキョウとスーパーアリッサムがかわいく咲いてくれました。アリッサムは一年草ですがとってもかわいいので寄せ植えにオススメですよ。キキョウも品があって好きです。
札幌の写真館フォトスタジオ石井には小さなお庭があるのですが、その一角に半畳ほどの砕石スペースがあります。小さなお庭なので少しでも有効活用したいと思いましてここにレンガで花壇を作ることにしました。作業の様子を写真と一緒に残しておこうと思います。レンガの花壇は初挑戦です。果たして素人の私でもできるのでしょうか。ワクワク、ドキドキです。
・まずはレンガを用意
レンガの花壇を作りますので、当たり前ですがレンガがなければ話になりません。作りたい場所の寸法を測りまして、何段の花壇にするかを決めまして、個数を割り出します。レンガは余ると場所を取りますし不経済ですのでここは慎重に計算します。今回は１００個くらい用意しましたが、重いので２度に分けて販売店から運びました。ゆっくりが一番。個人のＤＩＹですので焦りは禁物です。レンガは腐りませんので今年中にできなければ来年に持ち越しもありかもです。取りかかりからこんなにユルくて大丈夫なのでしょうか。
・大事なのは基礎工事
札幌市北区はもともと地盤が緩いですので基礎工事はきちんとやります。また北海道は冬に雪が積もり、秋と春には地中の水分が凍ったり溶けたりを繰り返しますので適当にレンガや石などを埋めたり積んだりしますと接地部分が１シーズンで狂い始めて数年でグダグダに壊れます。ですので基礎はそれなりにきちんとします。
まずは重たい物（今回は余っていた民地石を使いました）で地面をドスドス突き叩いて固めます。「これ以上はもう凹みませんっ」と自分自身が凹んでくるくらいまで地面を叩きましたら、その上に砕石を敷いてレンガを仮置きしていきます。レンガが水平になるように納得のいくまで時間をかけて設置します。砂利の運搬には寛ちゃんのボブスレーを借りました。
・モルタル処理は意外に簡単
砂利の上にレンガを載せただけでは基礎を固めたことにはなりません。今度はその周りをモルタルで固めます。コンクリート化させて固定するわけですね。プロの方はセメントと砂を調合してモルタルを作りますが、素人の私にも簡単にできるモルタルが安価で売っています。「ドライミクス」というインスタントモルタルは２０ｋｇで５００円弱ですので愛用しています。
・夜間の作業
日中は暑いので閉店後に時間がある日の夜間にコツコツと作業をしました。レンガを切る作業はうるさいので日中に済ませておきます。その他の作業は音を全くたてずに静かに作業をすることが可能です。インスタントモルタルは必要な分だけをその都度作れば済みますので時間のある時に楽しみながら少しずつ作業できます。でも蚊取り線香は必須です。夢中で作業をしていたら両耳をさされてしまいました。かゆいなぁ…。さぁ今日の作業はここまでです。作業開始から今日で４日目。最後に全体に軽く水をかけて寝かせます。まとまった時間が取れないので中々進みませんが、それでも少しずつですが形ができてきました♪
