古き良き時代の写真館


先日、札幌駅近くのお店へスタジオ撮影機材とカメラを見に行きました。お目当てはハスキーの三脚とキャノンのEOS1DX。今スタジオで愛用しているカメラは定期的にメンテナンスをしているので調子はいいのですが、部品供給が来年で終了してしまうカメラですのでスタジオの撮影で使うにはだんだん無理が出てくるのですね。そろそろ新調しなくてはならない時期なのですね。ところで、なにげにおもちゃ売り場にも立ち寄ってみたのですが、模型コーナーって実にお面白いですね。細部にこだわりを感じます。資料写真などを用いて夢いっぱいで作られているのが伝わってきます。なんと写真館の模型もあったのですよ!

模型の写真館

古き良き時代の写真館。ノスタルジックで見ていて飽きません。この写真館にはどのようなお客様がどのような想いで足を運んだのでしょうか。写真館の前に手をつないだ家族のフィギュアをちょこんと置いてみたいと思いました。空想の世界ですがとてもワクワクしますね。時代が移りゆくにつれて写真という映像表現も手法は様変わりするのかもしれません。でも子供や家族の記念写真には「演出」や「流行」ではあがなえない「温もり」が刻まれていることが大切だと思うのです。フォトスタジオ石井は2013年で創業74年になりました。1枚1枚丁寧に撮影をして心を込めて細部にこだわって仕上げる、昔からおじいちゃんがやってきた「大切なこと」を続ける写真館でありたいと思う日々です。