Carl  Zeiss C Sonnar T* 1.5/50で紡ぐ


Carl  Zeiss C Sonnar T* 1.5/50がお気に入り

ライカMマウント用のレンズは長い歴史の中で本当にたくさんのレンズがあるのですが、私はZeiss C Sonnar T* 1.5/50(ツァイス ゾナー 50mm F1.5)を常用レンズにしています。カメラはCanonのフルサイズミラーレスで最軽量のEOS RP。マウントアダプターを介しての撮影です。

Carl  Zeiss C Sonnar T* 1.5/50

軽快そのもの Zeiss C Sonnar T* 1.5/50

小さくて軽いことはいいことです。心地よい街スナップや風景撮影をしたいとき私はカメラやレンズのことなど忘れていたいです。それは重さであったり操作性だったりするのですが、見たままを素早く撮りたいので機材はできるだけ軽くて操作性がシンプルなものが好きです。小気味よいシャッターフィーリングで撮影枚数が増えていくような軽快さがいいなぁ。

猫の写真

猫ちゃんが佇んでいました。 Carl  Zeiss C Sonnar T* 1.5/50

古き良き時代の復刻版 C Sonnar

今どきのレンズはどれも高画質で素晴らしい描写のレンズが多いですね。このZeiss C Sonnar T* 1.5/50は設計そのものは相当古くて、Opton Sonnarと呼ばれる昔のレンズの復刻版です。かのロバート・キャパは1944年のD-dayの時にはすでに使っていたと言われています。巷ではオールドレンズの破綻した描写も人気があって私もいいなぁと思うのですが、Zeiss C Sonnar T* 1.5/50は簡単には破綻しないような描写力があって、それでいて現代レンズとは明らかに違うユルさがあって張り詰めていない感じがします。何よりも被写体の立体感の描写はツァイスのそれでとても気に入っています。

お庭のギルアード。 Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50

去年もお庭の紅葉が綺麗でした。 Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50

ライカMマウントレンズの魅力

カメラに関しては、普段持ち歩いてお気に入りの風景に出会った時、気軽に撮影するために私が使いたいのは「軽いフルサイズ」です。キヤノンさんもニコンさんもソニーさんも最近はミラーレスのフルサイズをどんどん開発して素敵なカメラが増えてきました。ミラーレス一眼はその構造特性上小型化が進んでいますね。レンズに関しては少しサイズが肥大化してきているように感じる昨今、ライカMマウント用のレンズはとてもコンパクトでスナップには最適だと思っています。Zeiss C Sonnar T* 1.5/50はレンジファインダー用のレンズですから被写体に寄れないとか、なんともイマドキではないのですが「写り」は私にとって妙に腑に落ちる優しい描写なんですよね。

おチビちゃんとお月見。 Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50

レンズは絵筆のように色々あってカタログスペックだけではないところが楽しいな。気持ちでどんどん紡ぐ私にとってレンズの良し悪しは自分との親和性。読むと結構面白い巷のレビューはほどほどに眺める感じです。深堀りするとハマるのが「レンズ沼」。いやしかし嫌いではありません。

家路。 Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50


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