柔らかな100日写真


2020年になりました。年末の札幌は雪が少なかったですね。お正月を迎えてようやく冬の札幌らしい景色になりました。お外は寒い日が続いていますけど、スタジオの中では毎日柔らかな自然光で優しい100日祝いを撮影しています。

柔らかで優しい赤ちゃんとの写真が人気です

100日赤ちゃんとママ

すっきりとしたおしゃれな100日写真、温かい想い出として皆さんのたからものになるといいな。ママは毎日忙しいですね。夜泣き、寝かしつけ、授乳に入浴、忙しくしているうちに赤ちゃんはどんどん大きくなって。忙しい分、振り返ってみると赤ちゃんの時期ってホントあっという間に終わっちゃう感じがしますよね。ママやパパと二人の写真を残しておくのもとても素敵な想い出になりますね。

写真は一期一会

裸の100日写真
形じゃなくて思いのこもった「写心」が好きです。生まれてくれてありがとうって温かなまなざしを自然に紡ぎたいです。私のスタジオには飾りも撮影セットも何にもありません。赤ちゃんとご家族が主役だからシンプルに日常の幸せを写真として紡いでいます。写真は時の流れを止めたものだから一期一会、同じ瞬間は2枚と撮れないのが写真です。みんな、みんな違うからそれでいいのかな。
赤ちゃんへのまなざし

日常をすてきな写真で残したい

双子の百日祝い
写真が語り出すような、笑顔に声をかけたくなるような写真が好き。さっきと今は全然違って、今日と明日は別で。でも気持ちはずっと繋がって。ご家庭でも素敵な毎日をどんどん写真に残しましょう。毎日がたからものって過ごせたら人生は彩り豊かな温かい時間になりますね。
笑顔の100日写真

去年プライベートで新しいカメラを買いました。次回はそのお話しを書いてみようと思っています。


フォトスタジオ石井
札幌市北区屯田8条2丁目9-19(水・木定休日)
水曜日と木曜日は受付業務(電話受付、ご注文など)はお休みですが、ご予約のお客様の撮影は通常どおりさせて頂いておりますのでぜひご予約下さいね♪
電話 011-776-1070
営業時間(10:00〜18:00)
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Instagramで綴る写真の良さ


スタジオのInstagramはほぼ毎日更新しています。投稿はフォロワーさんを増やすことや広告や宣伝が目的では無く、撮影エピソードや、私の生い立ち、遠い記憶や想いを自由に綴っています。時には風景写真や街頭スナップも、写真を紡ぎながら思ったことをそのまんま載せさせて頂いています。シンプルにInstagramで綴る写真の楽しさが心地よくて、去年はプライベートで使うカメラを買いました。とても楽しいです。Instagramに掲載させて頂いている写真、ほんの一部ですがここにも残しておこうと思います。

スタジオのInstagram

笑顔に何ができるかな

笑顔を作って写すんじゃなくて、思わず笑っちゃった写真って見ているだけで幸せになっちゃう。思い起こせばこの20数年、写真撮影というお仕事をさせて頂きながら本当に様々なことを学ばせて頂きました。みんなの幸せな笑顔にわたしは何ができるだろうか、そのことだけに想いを寄せながら写真を紡いで来たように感じます。
あんよの写真

写真の中にわたしはいない

できればね、わたしは写真の中にいない方がいいな。すてきな瞬間はわたしのモノサシで変えたくないし作りたくないから。ぱっと見上げた笑顔とか、ずっと見ていくなるような情景に出会えた時、それを写真に紡げてね、一期一会にまた逢えたなら、それはとてもすてきなことなのかなと思います。
街頭の家族写真

語り出す写真

そのまんまの写真は、本当に雄弁な感じがします。色んな想いが湧いてきて、ほっとしたり、嬉しくなったりね、そういう写真には言葉は要らなくて、見てるだけで心地いいなぁと私は感じます。
100日祝いの家族写真

懐かしい言葉

昔、立木義浩先生から教わった言葉をここに残しておこうと思います。

….
本当にステキなことってのは
その時、その場で起きたことに
あるんだよ
写真のために存在することやものなんかは
ないんだよ

自然光の家族写真


フォトスタジオ石井
札幌市北区屯田8条2丁目9-19(水・木定休日)
水曜日と木曜日は受付業務(電話受付、ご注文など)はお休みですが、ご予約のお客様の撮影は通常どおりさせて頂いておりますのでぜひご予約下さいね♪
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色褪せない想い


札幌もついに雪が降りましたね。札幌の今年の初雪は128年間で最も遅かったようですね。寒さが厳しい季節になってきましたけど、冬には冬の楽しみが待っていますね。先日、大切にしているカメラを見て色々なことを想いながら珈琲で休憩をしました。今日はそんなことを綴ってみたいと思います。

僕が写真を覚えたカメラ

Canon-NewF1とFD50mm F1.4。レンズはニューヨークで買いました。僕は50mmと35mmの単焦点レンズで写真を学びました。最初は写真のことは全く知りませんでした。毎日モノクロで撮影しては自分で現像して、暗室で一枚一枚の写真に気の遠くなるような時間をかけてプリントをしていました。印画紙に自分が写した写真が浮かび上がってくるのが嬉しくて楽しくてもっと上手に、もっと綺麗にと思いながら写真作りに没頭していました。理にかなった撮影をして、きちんとしたネガを作れば、プリントの技術を磨けば、カメラもフィルムも印画紙も応えてくれることを学び得ました。

Canon_New_F1

Canon New F1。僕の大切なカメラです。

このカメラは24年前から毎日毎日、上手くいく日も全然ダメな日もずっと一緒でした。僕さえしっかりしていれば、この子は確実で素晴らしい描写をしてくれる名機でした。
F1のシャッター

ワインダーじゃなくて本体のシャッターにいつも人差し指を添えていたよ。

塗装が剥がれていて真鍮が出ている部分は僕が常に手を添えていた部分です。撮影が終わるたびにブロアをかけて磨いてね、雑に扱うのが嫌で、大切に大切していました。だから不用意に付けた凹みやキズは一切ありません。僕が好きな写真を撮るために、やっと手元に来てくれた憧れのカメラでした。

カメラの角

巻き上げの角は親指で擦れたよ。

欲しいものは少しでいいんだ

僕は小さな頃から、例えばオモチャを買ってもらったらそれでずっと飽きることなく遊べる子どもでした。だから今でも当時どんなモノをどのくらい持っていて、誰が買い与えてくれて、それでどうやって遊んでいたか、だいたい覚えています。モノをねだることがあまり無かった僕ですが、欲しいモノが無かったわけではありません。欲しいと思っても考えているうちにやっぱりいらないと思えるもの、何度考えてもやっぱり諦められずに本当に欲しいと思うものが見えてきて、我慢をしていたというよりも、最初からあれこれいらなかったのかもしれません。だから本当に欲しかったものや好きなことを手にしたらずっと遊んでいたんだと思います。僕が欲しいのはものじゃないんです。想いや気持ちが色褪せることは半ば何かを失うようで寂しく感じていたんだと思います。

大切なことを大切にしたい僕の想い

好きなもの、好きな人には近くにいて欲しくなりますよね。でもいつまでも手元にあると思って気に留めない?必要な時だけ応えてくれたらそれでいいのかな。流行に飲まれない、時代のものじゃない人の気持ちも、お気に入りの物も、写真も同じです。写真が時を経るごとにどんどんたからものになって、愛おしく感じるのはそこに想いがあるからですよね。だから想い一杯でシャッターを切って、僕と一緒に気持ちを繋いで歩んでくれて、僕に応えてくれたカメラもね、ずっと、ずっと、いつまでも大切にするんだ。カメラも嬉しいかな、そうだと嬉しいな。

カメラの刻印

名前も刻印してあるよ。すっと大切にする誓い。僕だけのカメラ。