写真のお話」カテゴリーアーカイブ

フォトスタジオ石井のカメラマンが写真のお話をするカテゴリーです。撮影方法やおすすめのコツなどを楽しく書いてみたいと思います♪

人気のロケーションフォトで大切にしているたった一つのこと


今日はフォトスタジオ石井で人気のロケーションフォトについてお話をしてみたいと思います。皆さんのロケーションフォトのイメージってどんなイメージでしょうか。日中に自然光の中で写すのももちろん良いですけど、夜のロケーションフォトもとっても素敵な写真になるのをご存じですか?

夜のロケーションフォト?!ちゃんと写るんですか?

はい、写るんですw 大丈夫です。夜にロケーション撮影?と驚く方もいるかもしれませんが、逆にいつもと違った雰囲気の写真がいっぱい撮れます。環境光を上手くとらえたロケーションフォトは、やわらくて本当におすすめできる良い雰囲気の写真になります。

街灯の写真

雰囲気いいですね♪

モノクロのロケ写真

モノクロも好き♪

おしゃれなロケーションフォトの空気感

おしゃれなロケーションフォトの空気感は、そこにある瞬間をどのように写真にするかで変わってきます。楽しい雰囲気やちょっとした変化に気がつく感性はロケーションフォトをステキな写真にします。なのでボクが写すロケーションフォトやスタジオの写真は、自由な遊びや対話の中からお客様の雰囲気、お子様の個性、気持ちの変化に合わせて瞬間を紡いでいくスタイルなんです。天気や時間や場所も大切な要素かもしれません。でも自由さやユニークさがあると写真はもっともっとステキで楽しいものになりますよね!「こういうの好き!」と思う空気感を写真という形でご提案するのが大好きです。

かわいいまなざし

いいかんじ♪

小指の写真

こゆび立ってますw

シンプルなスタジオで紡ぐ優しい写真

ボクはもともと広告とか報道とかそういう撮影をよくしていました。ライターさんと一緒に紙面に合う写真の撮影をしていたので、その場の状況に応じて撮影するのが得意です。小さなお子さんが自由に動き回れることで、より「子供らしさ」を撮影するチャンスが増えます。だからスタジオはすっきりとシンプルな空間にしています。優しい空気感いっぱいの撮影で気持ちもほっこりして頂けると思います♪

廊下の写真

すっきりと♪

人気のロケーション撮影で大切にしているたった一つのこと

ご家族もお子さん達も個性や感性がみんなそれぞれ違うのですからせっかく記念写真を写すなら「らしさ」が写っている素朴な写真を残したいですよね。心の一番あたたかいところに届くような写真を撮影させて頂きたいと思っています。それはロケーションフォトも同じです。大切なのは写真の中に刻まれている温かさだとと思います。フォトスタジオ石井の写真が皆さんのおうちのたからものになれたら最高です。自然でおしゃれなロケーションフォトも楽しんで頂けたら嬉しいです。

ハンドメイドのチャイルドチェア

フォトスタジオ石井
札幌市北区屯田8条2丁目9-19(水・木定休日)
水曜日と木曜日は受付業務(電話受付、ご注文など)はお休みですが、ご予約のお客様の撮影は通常どおりさせて頂いておりますのでぜひご予約下さいね♪
電話 011-776-1070
営業時間(10:00〜18:00)
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写真を撮影すると思い出が蘇る


こんにちは!札幌もようやく夏らしい日が続くようになってきましたね。今日は、先日ふらりと立ち寄った母校のお話をしてみようと思います。

子供の頃のボクは通っていた小学校の学校開放で剣道を習っていました。だから夜の小学校の雰囲気は今でもよく覚えています。

先日、所用で出かけた時に母校の小学校前を通りました。衝動的に「そうだ!思い出の場所で写真を撮ってみよう♫」と思い、車を停めカメラを取り出しました。僕が覚えている小学校の夜景を写真にしてみたくなったんです。写真を撮影していると様々な思い出が蘇ってきました。

写真を撮影しながら思い出すこと

写真を見て懐かしむというのはあるけれど、自分の記憶にある風景の写真を撮りながら、昔はこうだったなぁと懐かしむことができるのも写真の魅力かなとボクは思うんです。

ボクは小学1年生の時から雨の日も風の日も雪の日も剣道の稽古は休まず通いました。この歩道橋も懐かしい思い出です。友達の笑顔を思い出します。こうやって自分が小さな頃の視点と視野に立って思い出の場所の写真を撮影してみると、昔の記憶が蘇ってきてとても楽しいです。

札幌市立幌北小学校の歩道橋

大人になると忘れてしまうけどチビッコの目線の高さは写真にするとよくわかりますね♪

写真にするとわかる「変わらないもの 変わっていくもの」

創成川沿いの石狩街道は今は川の両岸を車が往来していますけど、昔は北に向かう車線だけでした。写真にある川の右側は土手みたいになっていて、友達と釣りをした事も覚えています。トンギョ(トミヨ)がよく釣れました。べっち、うた、まーちゃん、友達の名前もどんどん思い出してきます。校歌もちゃんと覚えているよ。「石狩の広野を望む さやかなる北斗を仰ぐ…」みんなで歌ったよ。写真の左側が校庭。この写真では雰囲気はあまり変わっていない様に思います。あっ、そういえばそろそろ夏祭りかな?今年はまた行ってみようかな?

石狩街道札幌市立幌北小学校前

昔からひんやりとした夜風が吹いている場所なんです

お母さんと入学式の記念写真を撮ったんだ

僕の学校生活はこの玄関から始まりました。昔は木の下駄箱に簡素なスノコの玄関でした。学期末にはスノコを持ち上げてみんなで掃除をしました。今はとても綺麗になっていました。この玄関の前で母と入学式の記念写真を撮った事を思い出しました。

父も母も共働きでボクはずっと鍵っ子でした。でも両親はいっぱい僕のことを見てくれました。6つ離れた姉はご飯を作ってくれたり、たくさん遊んでくれました。友達もボクといっぱい仲良くしてくれました。ボクは周りの人がニコニコ笑ってくれるのが大好きでした。

そんなことをね、思い出しながら写真を写すのが好きなんです。

札幌市立幌北小学校

お母さんと入学写真を写した小学校の玄関

写真は心で写すもの 写真は心で見るもの

写真は時を経るごとにその価値が高まっていきます。当時を物語る大切な写真。昔のままが残っている懐かしい写真は素敵です。

でも逆に、昔を思い出しながら写真を撮影をしてみると、変わらないものと変わってしまったもの、自分の気持ちの変化にも気付くことがたくさんあります。

・何でもない歩道橋の写真

・どうということはない夜景の写真

・小学校の玄関のふつうの写真

知らない人には気にも止まらない普通の写真です。でも皆さんにもきっとあるはずです。大切な思い出の場所や懐かしい人。

昔の日常は、昔の何でもない日々は、 全て今の自分の一部になっていると思うんです。写真は心を込めて写すもの。撮影者の気持ち、写っている人の気持ち、「心」が見える写真は優しくて大好きです。本当に大切なことはきっと「かたち」や「体裁」じゃないのだとボクは思います。皆さんの思い出に彩りを添えることができるように、心を込めて写真を紡いでいこうと思っています。


シンプルな記念写真は美しい彩りがあります


シンプルな生活が好き

こんにちは。札幌は新緑の季節になりましたね。今日は私の記念写真に対する取り組み方をお話ししてみたいと思います。私はものごとはシンプルであることが好きです。自身の生活や持ち物、考え方も行動もできるだけ簡素でいたいと思っています。物事が入り混じっている状態=混沌は頭の整理がつかず気持ちも定まらないと感じてしまうからなんですね。モノもできるだけ持たないようにして一度気に入って手にしたモノは最後の最後まで使い切る生活が私は好きです。

素朴さの中に記念写真の本当の良さがありますね

そんな私は記念写真もシンプルな描写の写真が好きです。写真の撮影は決まりがあるわけではありませんので自由なのですが、私は空いたスペースを見つけるたびにそこにさほど意味を持たないものを飾っていく、置いていくような写真は撮影していません。記念写真にとって大切な「間」やスペースがあることで写真を見る人の心にゆとりや余裕が生まれる、ほっとする記念写真になる、主題がぼやけず写真の本質がより見えると考えています。「なんともいえない良さがある」とお声がけ頂くことがありますが、それはお客様が素敵なのであって、私はその素敵さをお客様が意識されないうちに撮影させて頂いているだけなんですよ。
家族の写真

「だけ」を見ると記念写真の本質が見えてくる?

シンプルな記念写真の撮影はごまかしが効きませんのでカメラマンはちょっとしたことにも気を配ったり、お子様やご家族の本当の笑顔を頂くために様々な思慮が必要になります。Instagramを見たりネットサーフィン中に記念写真に出会うことがありますが、写真の主役は誰で、何をテーマにした写真なのかを見ていくと記念写真の見方がより面白くなっていくかもしれませんね。写真に写っている主役の赤ちゃんだけやご家族だけに注視すると、色々なモノに惑わされないでその記念写真の本質を見ることができるように思います。

兄弟の思い出

ぼくのお兄ちゃんはやさしいんだよ♫

「らしさ」が写っているのが好き

例えば100日写真の主役は赤ちゃん。描写はシンプルであればあるほどパパとママが本当に感じていたい心持ちや赤ちゃんへの情愛、そして「写真」が語りかけているメッセージがすっきりと見えてくるように思います。七五三も家族写真、入学入園、成人式の記念写真も同じです。パパとママはどんなまなざし?子供達はどんな表情?子供らしさや可愛い仕草など、そのご家族らしさとは?ということに向き合いながらOne & Only な記念写真を撮影させて頂けたらこんなに嬉しいことはありません。

寝顔

ねちゃいました。。

記念写真の彩りってなに?

フォトスタジオ石井は口コミでご来店下さるお客様に支えられています。「何年飾っても、ずっと見ていたくなる飽きない記念写真ですね」とお声がけを頂くことがたくさんあって本当に嬉しく思います。私はありのままの瞬間をシンプルに素朴に切り取った記念写真には「彩り」が刻まれているように感じます。「彩り」とは華やかな色彩を指すこともあるでしょう。でも私にとっての「彩り」とは優しい情景であったり、子供らしい無邪気な笑顔だったり、パパやママだけが知っているお子様の普段の表情だったり、有形無形の「情緒」のことです。どんなに華やかな色彩だって心のありようでモノトーンに見えることもありますね。逆に柔和で美しいモノクロームに色合いが見えてくることもあります。記念写真の彩りは物理的な色の組み合わせとか、作為的な演出ではなくて、見ている人の心が素敵な色を着けているのだと私は思うのです。彩りの豊かさを撮影するためにも私はシンプルな記念写真を撮影してこうと思います。何年経っても色褪せず心を和ませてくれる記念写真があるというのは本当に素敵なことだと私は思うのです。
庭の木


フォトスタジオ石井
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